今回は恒例の、Supermassive Games専属キャスト達について書きます。Supermassive Gamesの作品をずっとプレイしている方ならご存知かと思いますが、毎回作品に同じ顔モデルを別の役として出演させています（声優さんやモーションキャプチャー役者さん達などは作品毎に違う場合も）。私はその独特なシステムが大好きで、スーパーマッシブのファンになった理由の一つです。今度はどんな役で出るのかなーっていうのが楽しみで。目の色は変わっていたりしますがベースは同じ顔です。
以前私が調べた時は「もとになっている顔モデルは実在せずオリジナル」と海外サイトに書いてあり、作品のエンドロールにもキャストとして載っていない事から私もオリジナルなのかと思っていたのですが、今回顔モデルの方が一部判明致しました。やはり顔モデルさんは存在していたようです。
ちなみに今回は『Man Of Medan』に出ていて『Little Hope』にも出ているキャストを中心に載せます。それ以前の作品の事に関しては前作マンオブメダンの俳優についてという記事に載せておりますのでそちらを御覧ください。
なお色々とネタバレとなりますので、本作・前作を未プレイの方はご注意下さい。プレイ予定・プレイ途中の方はプレイ後にご覧になることをオススメします。
【The Dark Pictures Anthology キュレーター】
シリーズラストまでのお付き合いになるであろうキュレーター。顔モデルさんは、Tony Pankhurst氏です。実際の役者さんのお顔はもっと優しげなおじさまでした。イギリスの俳優さんです。
Supermassive Gamesはイギリスの開発ですが、主にイギリスの役者・モデルを起用しているようです。
【アンソニー（青年）/アンドリュー/エイブラハム役】
ウィル・ポールター氏
実在のイギリスの俳優さんです。「ナルニア国物語/第3章: アスラン王と魔法の島」「メイズ・ランナー」「レヴェナント: 蘇えりし者」などに出演されています。
リトルホープでとても良い味を出していたと思います。ちなみに戦闘シーンなどのモーションアクターは別の方です。
【メーガン/メアリー役】
顔モデルおよび声はSkye Burkettという子役の方です。
【デニス/ダニエル/デイビッド役】
同開発の作品にほぼ毎回出演している顔です。マンオブメダンではチャーリー・アンダーソンでした。前作もプレイしている方はお気づきになった方も多いのではないかと思います。ちょい役とは言え印象的な顔だったので、今作でも出るとは思いませんでした（しかもメインキャラクターの一人で）。
顔モデルはJonathan Burteauxさんと判明。フランス語と英語のバイリンガル俳優さんでした。俳優さんだけどゲームに出演という形では起用されていないのが何か不思議。あくまで顔のモデルだけなのですね。ちなみに同開発の作品では毎回メインどころの役に割り当てられています。マンオブメダンの頃の記事にまとめてありますので良かったら御覧ください。
【ターニャ/テイラー/タバサ役】
彼女も同開発の作品にずっと出ている顔の方です。私は彼女とPSVR『The Inpatient』と『Bravo Team』というVR内で会っているので、ちょっとした知り合い感覚の不思議な気持ち。特にThe Inpatientでは二人で病棟で過ごした仲なので思い出深いです。ちょい役ですが『Hidden Agenda』にも出ています。 実は本記事を準備している段階でマンオブメダンには出ていなかったと思っており、画像を整理している最中によくよく見て気付きました。マンオブメダン出てた！
マンオブメダンでは幽霊役とでも言いましょうか、コンラッドの幻覚の中に出てくるおばけ（？）です。ルートによっては彼女に出会えないのである意味レアですが、前作のトレイラーではホラー作品の見せ場の存在として登場していました。
顔の実際のモデルさんは現時点で不明。
【ジェームズ/ジョン/ジョゼフ役】
前作では出ていないと思います。見逃していたらすみません。さらに過去作品で登場している画像も私の手元にはなく記憶もありませんが、顔を見たことがあるような気がしてならない。『Hidden Agenda』に出ていたかもしれません。また見つけたら加筆します。顔モデル不明。
【アン/アンジェラ/エイミー役】
こちらも前作では見た記憶がありません。過去作品でも見かけた記憶なし（あくまで私の記憶と昔に撮ったゲームのスクショから）。
私は環境的にプレイできないのですが、同開発のモバイルゲーム『Shattered State』に登場しています。
(2021/01/16加筆：顔モデルはRachel Dobellさんと判明しました。とても素敵なおばさまです）
【ヴィンセント（青年）役】
マンオブメダンでは途中で主人公達の船に乗り込んでくる賊な漁師たちの一人、ジュニア役で出ていました。ルートによっては何故か主人公達と生還エンドを迎える謎な悪役でした。
彼も過去作品に毎回と言って良いほど登場しています。
マンオブメダンでの悪役側は今作で全員登場しています。過去にまとめた記事を御覧ください。
【ヴィンセント（老人）役】
マンオブメダンでは賊な漁師たちのボス役オルソンとして登場しました。ジュニアとは親子かもしれなかった彼がリトルホープではジュニア顔の人物の年老いた姿として登場しています（わかりづらい）。
前述の『Shattered State』にも登場しているようです。
【アンソニーの近所の通行人/ワイマン裁判官役】
同開発作品に必ず出ているアジア系の顔の登場人物です。前述の『Shattered State』のトレイラーにもがっつり出ています。マンオブメダンでは漁師の一人、ダニーとして登場していました。
【初老のアンソニー（バスの運転手）役】
マンオブメダンでは鬼軍曹として最初の方のシーンに登場しています。
彼の顔は『Hidden Agenda』でほぼ同じ顔で判事役として登場しており、『The Inpatient』では老人加工されて登場します。
【カーソン牧師/カーヴァー牧師役】
リトルホープの黒幕と呼んでも良いのでしょうか、本作の悪役として登場した彼。実はマンオブメダンでも出ています。
通信士としてちょこっと出てきた彼がそうです。
マンオブメダンの通信士として悪霊（実は幻覚）に十字架を向けています。何という伏線でしょう。リトルホープで牧師になるとは。既に配役が決まっていたのでしょうか。
キリッとした顔のカーヴァー牧師とは随分と違う顔なので、間違いでは？と思う方もいるかもしれません。
間違えません、だって私彼のファンですから。
注）以降いきなり気持ち悪い想いを書きますので読み飛ばして下さい。
出会いは2018年1月発売のPSVR『The Inpatient』、不気味で嫌な奴の役なのにプレイ途中から何か好きになってました。おそらくストックホルム的な物かと。その後『Hidden Agenda』をプレイし、これまたとても独特な役柄で登場しておりとても印象に残りました。そして私は開発のアンケートやファンがコメントを書ける機会に必ず「あの顔の登場人物が魅力的で大好き！今後もシリーズにたくさん出して欲しい。彼の悪役は最高だ。」と熱い思いを伝え続けて来ました。もしも本当に開発の目に留まっていたのなら、「何か熱心な気持ち悪い日本人ファンいるぞ」と思われたかもしれません。そして今回リトルホープにて、めでたくとんでもない悪役として登場してくれました。しかも何か顔カッコイイです。満足です。もう悔いはないです、次回作で登場しなくても黙ってます。
顔モデルが存在しており、ロンドン出身のファッションモデルさんでした。女性の衣装も着こなすような中性的なモデル時代のお写真をいくつか見ました。ゲーム作品では不気味な役が多かったですが、中の人はとても麗しかったです。残念なことに海外のファンサイトで顔モデルが特定されて数日後、ご本人のInstagramが停止されてしまいました。ゲーム内の役が役だったので変な凸などがなかったことを祈ります。役者さんではなくモデルさんなので（しかも現在はモデル業ではない様子）、ご本人のためにお名前は伏せておきます。ちなみに現在のお姿はカーヴァーのようなルックスではなく短髪髭面ソフトマッチョな兄貴でした。
【その他のキャラクター】
リトルホープで警察官・アイザックだった彼は『Hidden Agenda（刑事役）』『The Inpatient（医師役）』『Bravo Team（隊長）』と登場しています。
以上、登場キャラクター達に関してでした。
リトルホープは『Hidden Agenda』を凄く思い出す作りと配役でした。そしてダニエルとテイラーに関しては『The Inpatient』でも一緒に脱出を目指した”顔”の2人だったので懐かしかったです。リトルホープ初見協力プレイでは失敗して二人共失ってしまいましたが…。
『Hidden Agenda』もとても面白い作品なので、PS4をお持ちで未プレイの方は是非プレイして欲しいです。私も久しぶりにプレイしたくなったので近いうちに配信したいなと思っています。
お読みくださりありがとうございました。それではまた次回の記事で。
